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仕事9年目で辞めたいのは甘えじゃない!退職・転職に迷うあなたへ贈る次へのステップのためのヒント

仕事に行きたくない

社会人9年目、同じ会社で長く働き続けてきたあなた、入社からこれまでの間、さまざまな苦労を乗り越えてきたことでしょう。しかし9年目という時期は、役職がつき後輩指導が増えるなど、キャリアの節目として「このままでいいのか」「仕事を辞めたい」と深く悩む人が多いタイミングでもあります。

この記事では、退職や転職に迷うあなたへ、心を軽くして次へのステップを踏み出すためのヒントをお伝えします。

社会人9年目で「仕事を辞めたい」と思うのは自然なこと

「会社を辞めたい」と感じると、「自分は甘えているのでは?」と自己嫌悪に陥る方もいるかもしれません。しかし、9年目だからこそ抱える悩みは深く、甘えではありません。ここでは、甘えではないといえる理由を解説します。

社会人9年目の仕事で抱えるプレッシャー

社会人9年目になると、職場では中堅層。自分の業務だけでなく、後輩や部下の指導、チームのマネジメントなど、求められる役割が大きく変化する時期でもあります。その結果、上司と部下の板挟みになり、人間関係や仕事の重圧に疲れ切ってしまう人も少なくありません。プレッシャーが大きくなる分、心身への負担が増し、「もう辞めたい」と感じてしまうのは、あなたがそれだけ責任感を持って仕事に向き合っている証拠なのです。

何年目で仕事を辞める人が多いですか?

一般的に「仕事は3年、5年などの節目で辞める人が多い」といわれますが、30代前半も大きなターニングポイントです。令和6年の厚生労働省の調査によると、男女ともに30代前半までの年齢階級で転職入職率が10%を超えています。つまり、20代だけでなく、社会人9〜10年目にあたる30歳前後でも、キャリアを見直して労働移動する人は一定数存在します。9年目での退職や転職は珍しいことではありません。

出典:厚生労働省|-令和6年雇用動向調査結果の概況-

会社は何年勤めればすごい?9年勤めたあなたは立派

「今の会社しか知らない」「もっと長く勤めるべきか」と不安になるかもしれませんが、同じ会社で9年間もがんばってきた実績自体が、すでに素晴らしいスキルであり立派な経歴です。理不尽なことや困難な壁があっても、逃げずに向き合ってきた継続力は、どこで働いても通用するあなただけの強力な武器になります。まずは、9年という長い月日を走り抜けてきたご自身の努力を、しっかりと認めて褒めてあげましょう。

9年勤めた会社を辞めたいと感じる3つの理由

「辞めたい」と思う背景には、キャリアの悩みから待遇の不満まで、いくつかの共通した要因があります。ここでは、9年目の社会人が退職を考える代表的な3つの理由を解説します。

キャリアの頭打ち感と将来への不安

長く働いていると、今の会社での自分のポジションや評価の上限がなんとなく見えてしまい、新しい環境で挑戦したくなるものです。令和6年の厚生労働省の調査において、転職入職者が前職を辞めた理由として、30~49歳の各年代で男性の10%以上が「会社の将来が不安だった」をあげています。会社の将来への不安から退職を考えるのはごく自然な感情です。

上司や人間関係、職場環境の変化

上司の交代や社内のシステム変更などによって会社の方針が変わり、自分の価値観と合わなくなってしまうケースもあります。厚生労働省の調査による「離職理由」でも、「職場の人間関係が好ましくなかった」は毎年高い割合を占めています。周囲の環境の変化によって働きづらさを感じ、退職を検討するのは無理もないことです。

責任の重さと給料のアンバランス

中堅社員として仕事量や責任はどんどん増えるのに、それに比例して給料が上がらない、評価されないという不満も大きな理由です。厚生労働省の調査における「離職理由」を見ても、「給料等収入が少なかった」という理由は毎年高い割合を占めています。責任と待遇のバランスが崩れた環境から抜け出したいと考えるのは、当然の判断といえます。

出典:厚生労働省|-令和6年雇用動向調査結果の概況-

無理は禁物!仕事をやめたほうがいいサインは?

我慢強い人ほど、自分の限界に気づきにくいものです。しかし、無理を重ねて取り返しがつかなくなる前に、立ち止まる必要があります。ここでは、仕事をやめたほうがいい危険なサインを紹介します。

心身に不調が出始めている

朝起きられない、通勤中やふとした瞬間に涙が出る、といった症状は、心と体が発しているSOSのサインです。サインを見逃して無理を続けると、長期間の休養が必要になってしまう恐れがあります。中央労働災害防止協会では、疲労蓄積度が分かるチェックリストなどを公開していますので、有効に活用してご自身の状態を客観的に把握しましょう。

出典:中央労働災害防止協会安全衛生情報センター|過重労働対策

会社の将来性や理念に共感できなくなった

会社の目指す方向性や企業理念が、自分の大切にしたい価値観と大きくズレてしまった場合も要注意です。共感できない目標に向かって毎日働き続けることは、精神的に大きなストレスとなります。

「このままでいいのか」という虚無感が消えない

今の職場でこれ以上スキルアップが望めない、成長のビジョンが全く描けないという虚無感が続く場合は、次へ進むべきサインかもしれません。現状維持に甘んじず、「もっと自分を活かせる場所があるはずだ」という感覚を信じてみましょう。

9年目の転職・退職に踏み切る前に確認すべきこと

「辞める」と決断する前に、準備することで、その後の行動がスムーズになります。ここでは、退職や転職に向けて事前に確認しておきたい3つのポイントを解説します。

9年勤めた会社の退職金はどうなる?

退職金は、次の仕事が決まるまでの無職期間を支える大切な生活費になる可能性があります。自社の就業規則を確認し、自己都合退職の場合の退職金が支給される条件や、おおよその金額を把握しておきましょう。金銭的な見通しを立てておくことで、転職活動中の精神的なゆとりにもつながります。

転職市場における「社会人9年目」の強み

「今から転職できるのか」と不安に思うかもしれませんが、9年間培った専門性やマネジメントの経験は大きな強みとなり、転職市場で高く評価されるので、自信を持ちましょう。厚生労働省の調査では、転職によって前職と比べ賃金が増加した人が約4割に達しており、前年よりもその割合は上昇しています。給与や待遇が今よりアップする可能性は十分にあります。

出典:厚生労働省|-令和6年雇用動向調査結果の概況-

「9年もいたからもったいない」に縛られない

「せっかく9年も続けてきたのだから」という気持ちになるのはわかります。しかし、これまでに費やした時間にとらわれて、これから先の長いキャリアを犠牲にするのは得策ではありません。過去よりも未来を優先的に考え、自分が本当に幸せに働ける選択肢を選び取りましょう。

辞めるべきか迷ったときに取るべき行動

迷いがあり、自分ひとりで決めきれないときは、具体的に行動することで思考が整理されます。後悔しない決断をするために、今すぐできる2つの行動をご紹介します。

9年間のキャリアの棚卸しをする

9年間の間に自分が何を得て、何ができるようになったのかを書き出してみましょう。キャリアの棚卸しをすることで、「こんな強みがあったのか」と自覚していなかった能力に気づくことがあり、有益です。客観的に自分を見つめ直すことで、次のステップへの自信につながります。

転職エージェントに相談してみる

辞めるか、辞めないかを最終的に決める前に、自分の市場価値を知る方法もあります。転職エージェントに相談し、第三者である専門家の視点からアドバイスをもらうことで冷静な判断ができるようになります。相談するだけでも心がスッと軽くなるでしょう。

まとめ|9年間の努力を財産に、次の一歩を踏み出そう

社会人9年目で「辞めたい」と悩むのは、甘えではありません。理不尽なプレッシャーや重圧に耐え、今日まで9年間も勤め上げた自分自身をしっかりと褒めてあげましょう。今の会社に「残る」という選択も、新しい環境へ向けて「辞める」という選択も、どちらも正しい答えです。大切なのは、あなた自身が心から納得できる選択をすること。あなたのこれからの長い人生を応援しています。

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