「自分と同じように仕事に行きたくない人はどのくらいいるのだろう」と気になる人もいるかもしれません。
仕事に行きたくない人というのは多いようです。仕事に行きたくないときには、休むこと自体がストレスにならないのであれば、「休むのもアリ」です。嫌だと思うことから少し距離を取ってみましょう。
この記事では、アンケート調査の結果から「仕事に行きたくない人は多い」、行きたくないときには休むのもアリということ、仕事へ行きたい気持ちになる方法5つについて、説明します。
仕事に行きたくない人は多い!アンケート結果から

令和6年の厚生労働省の調査では、今の仕事に悩みやストレスになることがある労働者の割合は68.3%[令和5年調査82.7%]でした。これらの人全員が「仕事に行きたくない」と考えているわけないではと思いますが、多くの人たちが仕事のことで悩んでいるようです。
参考:厚生労働省|令和6年「労働安全衛生調査(実態調査)」の概況p.16
私が2024年5月にクラウドワークスで「勤務先に行きたくないと思うことのある人」対象に実施したアンケートでも、開始からわずか約2時間の間に、150人の人に回答をいただいてクローズしました。実施前は回答が集まるかどうか不安だったのですが、杞憂でした。
少し前のデータになりますが、「会社に行きたくない」と悩む方の参考になるかと思いますので、調査結果を公表いたします。
2024年アンケート調査結果から「勤務先に行きたくない人はとても多い」

この調査によると、勤務先に行きたくないと思ったときには、「我慢して行く人」が144人で最多でした。以下、「年次有給休暇で休む」22人、「仮病で休む」22人と続きます。休職・退職・「行けなくなった」が各1名ずつ(複数回答)でした。その頻度は「ときどき」58人が最多で、「年に数えるくらい、それ以下」(12人)を除くと92%が頻繁に「行きたくない」と思っている状況です。

勤務先に行きたくないと思う理由や原因が「ある」のは140人、「ない」2人、「分からない・忘れた・明かさない」8人。理由は「勤務先の人間関係」106人、「仕事上のこと」74人、「自分自身のこと」34人、「家族のこと」10人、「その他」4人(複数回答)。大部分が「勤務先の人間関係」を理由や原因にあげていますが、「ない」「分からない」もいました。
「行きたくない」という気持ちを抱えながら、働くのは大変で、体や心の不調を感じる人は121人(81%)でした。何とかしたいと、「自分で考えた」51人、「ネットや本などで調べた」51人、「信頼できる人に相談した」77人、「医療機関を受診した」25人(複数回答)など。何か対策を取ってみるけれども、以前のように嫌でなく行けるようになった人は51人(34%)という状況です。中には「以前よりもひどくなった」「答えたくない」としている人も(12人、8%)。
勤務先には行きたくなくてもほとんどの人は、「我慢して出社」し、勤務しているという状況です。
どうですか。あなたと同じ状況にいる人、意外に多くないですか。
仕事に行きたくないときには休むのもアリ

仕事に行きたくないときには休むのもアリです。休む場合には慎重に考えて、また社会人としてのマナーを守る必要があります。
休むときの判断基準
以下のようなことを休むときの判断基準としてみましょう。
- 休むと回復する
- 休むことがストレスにならない
- 時間経過で状況が変わる
- 関係者に負担がかからない
疲労がたまっている場合には、休むことで回復するでしょう。しかし仕事に行きたくない気持ちが高まる可能性もあります。休むことに罪悪感やストレスを感じる場合には、慎重に考えましょう。気持ちを切り替えられそうなときには、休むことはおすすめです。
休むときのマナー
ここでは、仕事を休むときの電話連絡マナーについて、解説します。
1.連絡は始業前に
規程がなければ、始業前に連絡しましょう。始業後の連絡だと無断欠勤として扱われる可能性もあります。ただ始業前に朝礼の時間に重なるなどの事情がある場合には、連絡時にその旨を言い添えましょう。
2.上司に直接伝える
直属の上司に直接伝えるのがマナーです。上司は部下が欠勤しても業務が円滑に進むように、対応する必要があります。取引先との商談がある場合には、先方にもスケジュール調整の連絡をしなければなりません。
3.理由ははっきりと
理由ははっきりと伝えることが大切です。当日、連絡する場合には、緊急性が高く、「休みも仕方がない」と納得してもらえるような理由でなければなりません。
当日休む理由で一番多いのは、体調不良でしょう。自分だけではなく、家族の体調不良で当日休まなければならないこともあります。
4.謝罪の気持ちを忘れずに
欠勤を承諾してもらったら、謝罪の言葉を忘れずに伝えましょう。「ご迷惑おかけします。ありがとうございます。明日は出勤できると思います」といった簡単な言葉で大丈夫です。
5.必要なら申し送りを
電話連絡の時には頭がいっぱいで、「休むと困る人がいるかもしれない」ということまで、気がまわらないかもしれません。連絡前に、引き継ぐ必要はないかを考えましょう。必要な場合には、連絡時に上司に伝えてください。
仕事へ行きたい気持ちになる方法5つ

「仕事に行きたくないな」という気持ちを、行きたい気持ちへ変えるにはどうしたらよいでしょうか。ここでは、仕事へ行きたい気持ちになる方法を5つ紹介します。
仕事へ行きたい気持ちになりたいときに試してみてください。
1.自分に足りないものを補う
「仕事に行きたくない」という気持ちの裏には、具体的な不足が隠れていることが多いものです。たとえば、スキル不足からくる不安なのか、体力的な問題なのか、人間関係の課題なのかを見極めましょう。スキル不足なら、業務時間外に時間を作って学ぶ、体力面なら睡眠時間を確保する、人間関係なら上司に相談するなど、具体的な対策を立てられます。問題を特定し一つずつ解決していくと仕事への向き合い方も変わってきます。
2.家の掃除・片づけをする
家が散らかっていると、朝の準備に時間がかかり、気持ちも重くなりがちです。週末を利用して部屋の掃除や片づけをしておくと、身の回りがすっきりして気分も前向きになります。
掃除や片付けには「心を掃除する・整える」働きもあります。
特に玄関周りや洗面所、キッチンなど、朝の準備に関わる場所を整理整頓しておくと、朝の行動がスムーズになります。また、着ていく服を前日に準備しておくなどの工夫も効果的です。
3.働く目的を考える
なぜ働いているのか、その目的を改めて考えてみましょう。単にお金を稼ぐためだけでなく、スキルアップや将来のキャリア形成、家族の生活を支えるため、自己実現のためなど、自分なりの意味を見出すことが大切です。また、今の仕事で得られる経験や人脈が、将来どのように活かせるのかを具体的に考えてみることで、現在の仕事の価値を再発見できるかもしれません。
4.一定期間仕事は続けると考える
すぐに辞めるのではなく、たとえば「3か月はがんばる」など、期限を決めて続けてみることを提案します。この間に状況が改善するかもしれないし、自分の気持ちの変化を観察することも可能です。また、この期間に次のステップの準備をすることもできます。焦って決断を下すのではなく、計画的に行動することで、より良い選択ができます。
5.昼食やおやつを楽しみにできるように準備する
仕事の日も楽しみを作ることが大切です。楽しみにできる好きなおかずのお弁当を作ったり、おいしそうなカフェやレストランを探しておいたり、午後のおやつを用意しておくなど、小さな楽しみを計画しましょう。仕事が嫌になるようなできごとがあっても、「おいしいお弁当が待っている」「おいしいおやつがある」と考えると乗り越えられます。
同僚とランチに行く約束をしておいても良いでしょう。食事の時間を通じてリフレッシュすることで、午後への活力も生まれます。
まとめ|仕事に行きたくない人はどのくらい?休むときの判断基準と行きたい気持ちになる方法も紹介

アンケート調査の結果から「仕事に行きたくない人は多い」、行きたくないときには休むのもアリということ、仕事へ行きたい気持ちになる方法5つについて、説明してきました。
仕事に行きたくない人というのは多いようです。仕事に行きたくないときには、休むこと自体がストレスにならないのであれば、「休むのもアリ」です。嫌だと思うことから少し距離を取ってみましょう。
自分に足りないものを補ったり、気持ちを整えたりしながら、仕事に行きたいという気持ちを取り戻しましょう。

